子供ってどうして夜中に体調悪くなるんでしょうね…
我が家の双子が、深夜に揃って嘔吐しました。
今回、ノロパンチという商品を買ってみたんですが、帰って調べてみると「ノロウイルスには効かない」との情報がありました。
我が家で使っていたのはフレナチュラ
感染しないよう、嘔吐した場所や空気には除菌スプレーをシュッシュ!するのはもちろんですよね。
我が家ではフレナチュラを使っていました。
でも今回なくなってしまい、でもネット買うのは届くまで時間がかかるため、ドラッグストアで代わりのものを買ってきたのが、「ノロパンチ」です。
お値段的にはフレナチュラよりも安いので、もしコレで問題ないのなら家計が助かるな〜と思って調べてみたら……なんとノロウイルスには効かないとの情報が!なぜ効果がないと言われているのかというと、
ところが「ノロパンチ」の主成分はエタノール(アルコール)で、次亜塩素酸の文字は全くないんです。これが「ノロパンチはノロウイルスに効かない」と言われている理由なんですね。
もし「ノロウイルスに効かない」のが真実だとしたら、ややこしい商品名は問題ではないでしょうか……!
(参照:https://www.noro-punch.net/#modal01)
果たして真実はどうなんでしょうか?
クエン酸配合でノロウイルスにも効果を発揮
ノロパンチの成分は、
- エタノール:58.2%
- クエン酸:0.06%
- 緑茶抽出物:0.01%
となっています。
実はこのクエン酸配合がポイントで、クエン酸配合により、ノロウイルスやロタウイルスなどの「ノンエンベロープウイルス」にも効果を発揮するのだそう。
それから、今回調べていた中でわかったことがもう一つ。ノロウイルスにアルコールが効かない、というのは古い情報です!
ノロウイルスにエタノールは効果がある!
エタノール、つまりアルコールのことですね。これまではノロウイルスにアルコールの除菌効果はないとされてきました。が、2016年に厚生労働省が「一定の効果を認める」と訂正したのです。
その理由としては以下の通りです。
- ノロウイルスは培養が難しいから
- ノロウイルスにはいろんな種類の菌体があるから
ノロウイルスは培養が難しいから
ノロウイルスって人工的な培養が難しく、研究にはそれと似たウイルスを使うんだそうです。つまり、私たちが感染するノロウイルス(ヒトノロウイルス)を直接研究したわけではないということ。
そのため、その研究結果にばらつきがあり「ノロウイルスにエタノールは効かない」とされてきたのです。
ノロウイルスにはいろんな種類の菌体があるから
実はノロウイルスって種類がたくさんあるんだそうです。
これまでに、ヒトノロウイルスの代わりとして研究材料にしていたのは「ネコカリシウイルス」というものでした。でも最近になり「マウスのノロウイルス」での実験では、エタノールが有効であることがわかったのです。
そしてマウスのノロウイルスが一番ヒトノロウイルスに類似していたため、「ノロウイルスにエタノールが効く」という結果になったんだそうです。
ノロウイルスにエタノールを使う場合の注意点
ノロウイルスにエタノールが有効だと分かりましたが、注意点があります。
それは、二度拭きが必須であるということです。
基本的には、ノロウイルスに一番効くのは次亜塩素酸なのは間違いありません。次亜塩素酸に比べると、エタノールは効果が弱いのです。
ここまでの参考:https://matome.naver.jp/odai/2147978847035006301
まとめ:ノロパンチはノロウイルスに効果あり!
というわけで、エタノールとクエン酸が主成分であるノロパンチはノロウイルスにも効果があるということが分かりましたね!
そしてエタノールだけでもノロウイルスに効果はあるようなので、もしノロパンチや次亜塩素酸がなくなった場合の補助として使うといいですね。
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