今年の梅しごとは、梅酒と梅シロップを漬けました。
(→【梅しごと2015】梅酒と梅シロップ作り)
ところが梅シロップは、1週間も経つと発酵してぶくぶく泡立ってしまいました…。
発酵がすすむと良くないということで、急いで対処したのでした。
(→【梅しごと2015】梅シロップが発酵…!慌てて対処しました)
しかもその後も、全く発酵しない…というわけではなかったんです。
1日後には、またぶくぶくと泡が立っているのを発見。
再びがっくり。
けれど詳しく調べてみると、これはなんと天然酵母なんだそうで。
この酵母菌を使ってパンを焼く人もいるんだとか!
なんだ、それなら安心です。
梅シロップとして正しいステップではないけれど、失敗でもないということでしょうか。
漬けてから2週間後
底に溜まった氷砂糖を少しでも溶かすために、毎日同じ時間帯に瓶を振りました。
そうするとブクブクいうけれど、明らかに発酵は減っている様子でした。
そして1週間が経ち、梅はシワシワのものとそうでないものとがあったけれど、もう梅を取り出してしまうことに。
瓶を開けると、軽くプシュッと音がしました。発酵が進んでいた証拠ですね。
梅を取り出し、シロップは瓶底に溜まった氷砂糖ごと、ホーロー鍋で煮立てます。
沸騰させてしまうと梅の風味が抜けて美味しくなくなるんだそうです。
でも2歳児と妊婦が飲むんだから、アルコールはしっかり飛ばしておく必要があるので、仕方ありません。
アクをていねいにすくいながら、しっかり煮立てました。
そして粗熱をとってから、熱湯消毒した瓶に移しました。
漬けていた梅で梅ジャム
しわしわになった梅は捨てようかと思いましたが、ジャムに挑戦してみることに。
種と実を分ける作業が、けっこう大変でした〜(汗
取り分けた実は、ミキサーやフードプロセッサーで細かくするのが良いようです。
口当たりなめらかになります。
でもわたしは、もう包丁でざくざく刻んだだけで済ませました。
果肉ごろごろしてるのもいいかな、と…。
これを、ホーロー鍋に入れます。
ひたひたの水と、てんさい糖と共に火にかけて、グツグツ…とろみが出るまでひたすらかき混ぜながら煮込みました。
(自分用の覚書:取り出した梅(種付き)440gと、てんさい糖45g。甘さかなり控えめ。)
ちなみに、梅にはペクチンが含まれているので、レモン汁を加えなくてもとろみが出ます。
2015年の梅シロップと梅ジャム、完成
梅シロップはきび糖、梅ジャムは青梅&てんさい糖を使ったので、あまり色がよくありませんが…。
さっそく食べてみることに。
プレーンヨーグルトに、梅ジャム&梅シロップをかけていただきます。
ジャムは、単体だとけっこう渋みもあり、甘さも控えめで酸っぱいです。
でも食べるときに、はちみつなどで調節するつもりだったので問題無し。
シロップをかけて、ちょうどいいくらいの甘さになりました。
シロップは沸騰させちゃったけど、梅の風味も完全になくなったわけではないし美味しかったですよ。
今年の夏は、炭酸水や氷水で割って飲んだり、かき氷にかけて食べたりとたっぷり楽しめそうです。
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