エシカルな暮らしをするため、できることから少しずつ始めています。
子供たちのマスクを洗濯するのに、百均の小さなランドリーネットを使っていました。
でもだいぶくたびれてきた。そろそろ百均で新しいのを買い替えようか。
そう思っていたとき、ふと思い出したのが長男が幼稚園時代に使っていた巾着袋でした。
洗濯ネットを巾着袋で代用するの、なかなか良い感じですよ!
洗濯ネットの代わりに綿100%の巾着袋
幼稚園の持ち物って、どうして手作り熱が上がるんでしょうね。
私も苦手なお裁縫を頑張って、巾着袋をいろいろなサイズで手作りしました。完全なる自己満足です^^;
長男はもう小学3年生。使わない巾着を大事にとっているのは手作りだからこそ。愛着が湧いてしまってるんですね、自分が。
マスクを洗うネットは小さめのもので十分です。歯磨きコップセットを入れていた巾着袋を再活用することに。
綿100%だから安心して使うことができます。
オーガニックコットンの布なら、さらに良かったんですけどね!
どうして綿100%の洗濯ネットがいいの?
エシカルな暮らしは、人・地球環境・社会を大事にするための行動です。
市販されている洗濯ネットのほとんどがポリエステル製で、要するにプラスチック。
マイクロプラスチックってよく騒がれてるけど、これは深刻な環境問題なんですよね。
レジ袋、ストロー、ラベル、ペットボトル…あげればキリがありませんね。
そういうプラスチックごみが揉まれ壊れしていくうちに、目に見えないほど小さなかけらとなって、海へ流れ込みます。
エサと間違えて魚が食べてしまい胃の中がプラスチックだらけになっている写真はかなりショッキングです…!
さらに、マイクロプラスチックは大気中にも漂っていて私たちは生活をしながら知らず知らずのうちにプラスチックを「食べて」いるのです。
だから、できるだけマイクロプラスチックを出さない生活を。そのための綿100%洗濯ネットなのです。
洗濯でマイクロプラスチックが流れる?
プラスチックごみならわかるけど、どうして洗濯でマイクロプラスチックが流れるんでしょうか?
いま作られている衣類って、化学繊維のものが多いんです。
体温調節できたりふんわりしたりと着心地が良く、お値段も安くて高コスパですよね!
洗濯すると糸くずフィルターに繊維くずが溜まります。実は、このフィルターをもかいくぐるほど細かな繊維が流れ出てしまっているんです!
1回の洗濯で流れ出る量は微量でも、世界中の人々が流すと考えれば相当な量になるのは言わずもがなですよね。
洗濯ネットに入れるべきものとは?
「洗濯ネットは必要ない」という意見もありますが、衣服のことを考えるとネットに入れたほうが安心するものがあります。
・洗濯ネット必須の素材(タグに書いてある)
・デリケート素材
・型崩れさせたくないもの
エシカルな視点からすると、もう一つ洗濯ネットに入れたいものが。
・アクリルやポリエステルなど、綿100%ではない素材
ヒートテックとかフリースなど、冬場は環境によくない素材が多いんですよね〜!
かといって、最近の服はポリエステルを混ぜて着心地を良くしているものが本当に多くて、全部を変えていくのは不可能に近いほど。
できれば全部洗濯ネットに入れて洗うのがいいのかもしれません。もちろんプラスチックフリーに配慮した袋で!
あとは少しずつでも、綿100%素材の服にシフトチェンジしていきたいところです。インナーだけでも化学繊維の服をやめたら乾燥肌が改善したとも聞きますしね!
巾着袋で本当に洗えてるのか?
さて一番気になるところです、ちゃんと洗えてるかということ。
口に当てるマスクですが、特に問題はなさそうです。しっかり汚れも落ちています。
もし汚れがひどいときは予洗いしてから洗濯ネット(巾着袋)に入れるとOKです。
汚れている面を外側に向けるとなお良しですよ!
巾着袋でマイクロプラスチックは?
マイクロプラスチックは流れ出ていかないのか?ということについては「マイクロ」で目に見えず、わかりません。
でも巾着袋はポリエステルよりも目が細かいし、この手作り巾着は内布もしてあって二重だし!大丈夫なのではないかと思います。
巾着タイプは紐までプラスチックフリー!紐は一つ結びにすると解けません。
市販の洗濯ネットも、巾着タイプ・ファスナータイプあります。ファスナーはなるべく環境に配慮したものを使っているそうですよ。
お読みいただき、ありがとうございます。
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