チョコレートが大好きで、買い物に行ったらなんとなくチョコレート売り場を物色してしまう私。
日本のチョコレートって本当になめらかだし、バリエーションにも富んでいて美味しいですよね!
もっとも私はシンプルなビターチョコが好きなんですけどね。
ところが、私たちが楽しんで食べているチョコレートはエシカルとは正反対の位置にあるということを知り、見方が変わりました。
そうしてエシカル消費でチョコレートを探していると、イオンですごく美味しいのを見つけました!
甘いチョコレートの裏に隠された真実
美味しいチョコレートの前に、補足させてください。
フェアトレードチョコレートという言葉、これまでに聞いたことがある人も多いかもしれません。
私もサステナブルを意識するよりずっと前から、その存在を知っていました。
10年前だったかな、ピープルツリーのチョコレートとか有名ですよね。
甘くて美味しいチョコレートですが、その原料であるカカオ豆の生産に隠された真実があります。
貧しく教育を受けられない、幼い子供たちの労働によるものだということ。
しかも安い賃金で働かされるがゆえ、安価なチョコレートができているということ。
こんな夢のように美味しいチョコレートなのに、その子供たちは食べたことがなく味を知らないということ。
消費者は安く買えたら嬉しいけれど、そんな背景があることを知ったら悲しい気持ちになってしまいます。
これを持続可能な=サステナブルなものにするための取り組みが、フェアトレードチョコレート。
このマークがついているのがその印です。
これは国際フェアトレード認証ラベルで、このような意味があります。
発展途上国の生産者への適正価格の保証や、人件・環境に配慮した一定の基準が守られていることを示す
ぜひこの認証ラベルがついた商品を買いたいですね。
ただ、フェアトレードチョコレートって値段が高めなのでお財布に優しくない…。
そんな時でも大丈夫、日本メーカーの板チョコもサステナブルな活動をしています。
詳細は記事の後半で。
チョコはフェアトレードを選ぶ
せっかく買うならフェアトレードチョコを買おう!と決めて、イオンのチョコレートコーナーをうろうろ。
さまざまな種類のフェアトレードチョコが並んでいました。
その中から悩み抜き、選んだのはこちら。
ダークチョコアーモンド 498円です。
お値段高いっ!
でも量が多いしフェアトレードだし、おフランス産ということで納得です。
にしてもめちゃくちゃデカい。
お菓子作りに使うつもりでストックしていたガーナの板チョコレートと比べてみました。
MPダークチョコアーモンドとガーナの比較
ガーナの板チョコレートとのサイズ比較で、その大きさがお分かりいただけると思います。
ガーナブラック板チョコ:50g だいたい100円
重さは4倍、価格は5倍。そう考えるとめちゃくちゃ高い!ってわけでもないですね。フェアトレードのチョコにはアーモンドも入ってるし、お得感あります。
原材料はどちらもシンプル。
MPダークチョコアーモンド | カカオマス、砂糖、アーモンド、バターオイル(乳成分を含む)/乳化剤、香料 |
ガーナブラック | カカオマス、砂糖、ココアバター、乳糖、植物油脂、全粉乳/乳化剤(大豆由来)、香料 |
乳化剤の中身など詳しいところまではわからないけれど、どちらも安心できる内容ですね。
MPダークチョコアーモンド美味!
かなり大きなダークチョコアーモンド、銀紙の外から触ると溝があるのがわかったので、そのままパキッと割ってみたところ…めちゃくちゃ硬くて失敗。
例え溝の通りに割れても、大きさ的には1ピースがアルフォートくらいあるので、一口で食べるのは無理でした。
適当にパキパキ折っていき、いつでも口に放り込めるよう琺瑯容器で保存します。
これまで海外のチョコレートも食べたうえで「チョコレートは日本産が一番!」と思っていた私ですが、こちらのチョコレートはどんな味がするんでしょうか。
さほど期待せず口に入れると…
めちゃくちゃ美味しい!!
甘すぎず程よいビターで苦くもなく、口当たりもなめらかですっごく美味しいです!
ほう…さすがフランス産…と妙に納得してしまいました。
前にピープルツリーのチョコも食べたことあるけど、それより私は好きな味です。
日本メーカーの板チョコもサステナブル
次回もこのMPダークチョコアーモンド買いたい!と思っていますが、それでもやや躊躇してしまう金額。
そもそもナッツ入りでお菓子作りには適してないというのも気になっていました。
そこで調べてみたら、日本メーカーの板チョコもサステナブルを意識していることがわかりました!
以下の代表的なお菓子メーカー3社では、原料のカカオをサステナブルなものに変える取り組みがされています。
- 森永:2025年度までにサステナブルなカカオ100%
- 明治:2026年度までにサステナブルなカカオ100%
- ロッテ:2028年度までにサステナブルなカカオ50%以上
2023年度までに、原料のパーム油を第三者認証(RSPO)取得したものだけ(100%)にするとか、
2023年度までに、環境に配慮した紙原料100%にするとか。
多数の目標を掲げられているようです。
また、森永製菓は「1チョコ for 1スマイル」というキャンペーンを2008年から毎年行っていて、対象商品1個につき1円を寄付する活動も続けています。
食べたら幸せな気持ちにさせてくれるチョコレートだからこそ、生産者も社会も地球環境もみんなwin-winであってほしいですね!
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