帰省中、実はひとりで映画に行きたかったのです。
なぜ息子を母に預けてまで行きたかったかというと、どうしても観たい映画だったから。
しかも上映されている劇場が限られており、わたしが住む地域ではもう上映終了していました。
実家のある地域では、まだ上映中だったので、ちょうどいいタイミングでした。
それは、365日のシンプルライフという映画です。
(→映画「365日のシンプルライフ」)
結論からいうと、映画には行けずじまいでした。
つわりが始まり、いつ体調が悪くなるかわからなかったので、大事をとったのです。
簡単なあらすじ
主人公の青年が、自分の持ち物すべてを倉庫へあずけます。
倉庫から、毎日1つずつ、必要だと思うものを持ち帰ってくるのです。
それを365日続けると、自分に本当に必要なものが何か、がわかるという物語。
もっとも、途中で「これ以上必要なものはもうない」という時が来るようなんですけどね。
シンプルライフを目指す人には、特に好まれそうな内容ではないでしょうか。
これは、幸福度ランキング上位であるフィンランドの映画です。
フィンランドといえば、先日記事にしたムーミンの生まれた国でもありますね。
(→ムーミンのDVDに学ぶ。スナフキンはミニマリストだった!)
シンプルライフを目指していない人には
この映画を観たいんだ、と母に言ったとき、「その映画は予告で観たことがある。たいして面白いとは思わなかった」という返事でした。
確かにシンプルな内容だし、わざわざ映画館で観なくても、DVDが出てから借りればいいかもしれないけどさー…
とわたしが答えると、それに対する母の言葉は意外なものでした。
「わたしは収納上手だから、興味がない。それに廃物利用が好きだから、何かに使えそうなものはとっておきたい。」
つまり、物が多くてもきちんと収納できているから、問題ないということなのです。
確かに母は、収納上手です。
わたしが7割くらいしか収納できない場所に、10割以上収納できます。
そして見た目も、きれい。
その代わり、ぎゅうぎゅうに物が詰まっています。
わたしはその「物が多い状態」が好きではなくて、シンプルライフを目指しているのかもしれません。
反面教師でしょうか^^;
それに、廃物利用も得意ではないですし。
だから、母とわたしは正反対だったんです。
シンプルライフを求めていない母にとって、この映画は興味がわかなくても当然です。
いま、シンプルライフを取り上げられる世の中ですが、それをあえて目指さない人もいるんだな〜という発見でした。
母の娘に生まれ一緒に生活してきたのに、32年目にして理解した出来事で、少し目からうろこです^^;
* * * * *
肝心の映画ですが。
DVDが出てから、レンタルして観ることにします。。
早く出ないかな〜^^
お読みいただき、ありがとうございます。
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